前々から楽しみにしていた遠藤操先生の発表会に行きました。
講師演奏はシューベルト即興曲。あの有名なVar。
たくさんの生徒さんの指導とステーションの代表としてのお仕事、先生仲間との繋がりもとても大事にしながらも、堂々としたソロの演奏。
どれだけ時間をやりくりして練習時間を捻出なさったことでしょう。
最後の一音までとても丁寧に弾かれて、とても感動しました。
私もこういう演奏ができるように頑張りたい!と大いに励まされました。
生徒さんもみんな、一年前よりずっと上達していて、見事な演奏!
「先生が本気で向かえば、生徒も絶対反応する!」
講師演奏はとっても大変だけど、先生の本気を伝える絶好の機会だなー、と思いました。
素敵なドレス姿を取れなかったのがちょっと残念!
素敵なドレス姿を取れなかったのがちょっと残念!
この発表会の見所の一つ。
先生仲間による「ケンハモ隊」の演奏。
普段一緒に笑い合ってる仲間の真面目なステージ姿は、見ていてとても楽しい!
衣装もカラフル、ハーモニーもばっちり決めました!さすがプロ。
帰宅後レッスンの生徒さんを待っていると、30分も早いのにピンポ〜ン。
2年ほど前に辞めた大人の生徒さんです。
部署が変わって、丸一日食事の時間もないほど忙しくて、泣く泣く教室を去っていった方です。
過労死のニュースを見るたびに、「どうしてるかなー?働きすぎて寝込んでないかなー?」と心配していたので、元気な顔に心底ほっとしました。
「時々楽譜を開いてみるんですが、一人じゃ難しくてできなくて。いつもブログも拝見してます。早く復帰したいと思ってもう一年たっちゃいました。来年こそ!」
こうやって顔を見せてくれる生徒さん、うれしいですねー。
大人の方はお仕事が一番。
それがあってのピアノレッスンなので、どうしても働き盛りの生徒さんはレッスンに通う時間すら取れなくなることもあります。
でも弾くことの楽しさを忘れないでいてくれることこそ、私としては一番嬉しいです。
続けてくれる生徒さんも、去っていった生徒さんも、ずっと心の中では私の生徒さんです。
続けてくれる生徒さんも、去っていった生徒さんも、ずっと心の中では私の生徒さんです。