「調律師ワークショップ」
レッスンの合間にピティナから入っったメール
募集は5名ということで、その場でポチっとな!
ピアノのパーツで意識するのは、せいぜい鍵盤とハンマーの部分くらい。
隠れた部分がどういう仕組みでポロロン、と音が出るのかは漠然としか理解していない私。
今日一番驚いたのは・・・
鍵盤は平らではなく、黒鍵の方向に少し傾斜がある!
プロからしてみれば常識なのでしょうが、私の中では「初耳学認定!」です。
プロからしてみれば常識なのでしょうが、私の中では「初耳学認定!」です。
スタインウェイ・ベーゼンの内部の違いを、弦の太さ・張力などから説明を受けて、耳で聞いたそれぞれのピアノの音色の違いを思い出して、納得!!
ワークショップという事で、色んなことを体験させて頂きました。
これは鍵盤の高さを調整している所
下がっている鍵盤は外して、下に敷いてあるフェルトの下にうすーい紙を入れて調整。
これは鍵盤の深さを測る小道具
長く使うとハンマーに弦の跡がくっきりついたり汚れや劣化でいい音が出なくなります。
ファイリングという作業でヤスリできれいに形を整えた後は、フェルトの弾力性をより良くするために針を刺していきます。
ピアノの中に入れた、小さな音のオルゴール。
びっくりするくらい大きな音になります!
「質問は随時自由に」というお言葉に甘えて
♪ ベーゼン(インペリアルなど)のボディはなぜ丸いカーブじゃなく四角なの?
♪ 消音とナイトトーン、生徒に勧めるとしたら?
♪ ペダルを使った演奏で、打鍵して指を離した場合と、指を残した場合、耳で聴くと音は違って聞こえるけど、ピアノの構造からするとどう?
などなど、質問攻め。
時間を大幅にオーバーしているにもかかわらず、本当に細かく答えてくださって大満足のセミナーでした。