2011年12月09日

爆笑セミナー

ちらちらでしたが今朝の雪には驚きましたね雪

クリコンを3日後に控え、レッスンや準備で睡眠時間をけずるくらい忙しいのですが、指の痛みもあってあまりピアノも弾けないのでこの際!と遠藤蓉子先生のセミナーに行ってきました。

以前からリトミックやピアノ教本などで遠藤さんの本は使っていたのですが、セミナーのタイトルが「生徒を楽しく早く上達させる方法」ということで私の教室キャッチフレーズ「楽しくて上達が早い」と見事に一致していた事もあってとても興味深く受講できました。

おそらく受講者のほとんどはピアノ先生でしょうが、最初は固かった会場の雰囲気も気が付くと笑いの渦。
最後までハイテンションであるときは先生の立場で、あるときは生徒目線で臨場感たっぷりに自分の経験をお話されるトーク術にお人柄を感じました。

人の言葉って、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」なのよねー。キスマーク

クリコンが終わったら、ゆっくり教材研究をしよーっと!
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2011年12月24日

バッハのセミナーに行きました

巷はすっかり連休且つクリスマス気分の昨日、横浜みなとみらいまで足を運び、中村洋子先生のセミナーに行きました。

午後の生徒さんに時間変更して頂き、朝からレッスンして終わるや否やダッシュで駅に向かって開始1分前に到着というハードスケジュールでしたが、とても素晴らしい講座でした。

バッハのインベンション12番とシンフォニア12番、これだけで2時間半もかかるの?と思っていたのですがあまりの中身の濃さに感動しました。

るんるんたとえ同じ音形であっても同じように弾かないこと!同じ音形なのに指番号が違っていたり、当たり前の指使いをわざわざ記譜しているのは大切な音だ!と示唆していると思うこと!

るんるんバッハの原版でヘ音記号で書かれているのはバス声部・テノール記号で書かれているのはテノールの声部。 譜面上左手だけでかかれていても多声部だと思って分析する必要がある。

るんるんシンフォニア12番はブラームス100番台の作品・「人生の子守唄」に通じるものがある。
                  右斜め下
この言葉には鳥肌が立つような感動を覚えました。
難解ですが、ブラームスの間奏曲を弾くと、心の奥のほうがじーんと熱くなるのはこういうことだったのか!

ブログには書ききれないほど沢山のことを教えていただきました。
細かいアナりーぜはもちろんですが、作品と謙虚に向き合うことの大切さ、時代が遡れば遡るほど沢山の資料を勉強しないと正しい知識は身に付かないことを改めて感じました。


来月またみなとみらいで中村先生のセミナーがあります。
生徒さんが気持よくレッスンを変更してくだされば、是非受けたいのですが・・・・・。


余談ですが、こんな充実した時間を過ごして帰宅したのに、昨日から私のPCはフリーズしています。
年賀状も作れません。
仕事もできません。
マジに困っています。
今日、新しいパソコンを物色しにいったけど、知識がなくどれがいいのか分からずそのまま帰ってきました。
どなたか、お買い得でいい機種があったら教えてくださ〜いキスマーク
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2012年02月15日

轟先生のセミナー

兼ねてからメルマガでお世話になっている藤拓弘先生主催のセミナーに行ってきました。

  〜轟千尋先生の素敵な和音の世界に触れる!〜
   楽しみながら学べる実践講座

というタイトルでしたのでコードの苦手な私には興味津々。

音楽には「耳」が大事!
感覚的な心と達成感だけでひいてはダメ! ということで初心に戻っての
理論のお勉強です。

内容的には周知の事も多かったですが、轟先生と数人の生徒さんによる2小説づつの即興リレーはとてもおもしろかったです。

練習不足の生徒さんの片手奏の伴奏を、楽譜通りに弾くだけじゃなく、伴奏形を変えてまったく違うニュアンスに仕立ててやってみる!というのも目からうろこのレッスン方法でした。


楽譜を「弾かされる」練習ももちろん大事ですが、音の響きを楽しむゆとり、意外性のある和音、初級の楽譜にはないような素敵な和音を自分の指で作ってみる、こういう経験をさせることがこれからの子供たちには絶対必要ですね。


まだ会場は押さえてないのですが、今年の発表会には現代作曲家の曲を多数取り入れる予定なので、選曲する私も楽しみです。

セミナーの後、数人の先生とランチしました。レストラン
初対面でしたがとっても楽しかったです!!
またセミナーで是非お会いしたいですね!揺れるハート

初めてのセミナーで、名刺交換も初めてでしたので18名の先生しか交換できなかったのが残念です。
次はもっと要領よくやるぞー!!
みなさん、お若くて素敵な方ばかりでとても刺激になりました。
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2012年06月09日

角聖子セミナー「大人のブラインドタッチ」

今日は朝からどんどん気温が上がり、初夏のような日差しでしたね。
日頃一日中レッスン室にこもっているので、とっくに初夏の陽気なのに気が付かなかったのかもしれません。

午前中はレッスンがなかったので、角聖子先生のセミナーを受けに行ってきました。
角先生はNHKの「大人のピアノレッスン」ですっかりおなじみの方です。

大人の初心者の方は手元を見ないと弾けない人が多い。
楽譜を見ると手元が分からなくなり、手元を見ていると音が分からなくなり・・・・。

今日はそんな大人の生徒さんのための「ブラインドタッチ」体得法です。


教材は角先生の「ブラインドタッチで弾ける・大人のための楽しいピアノスタディ」

ナチュラルポジション(鍵盤に5本の指を一本ずつ置いた形です)で弾ける曲をたくさん練習することで指が鍵盤の幅の感覚を覚えます。

大切なのは、弾き間違えた時に鍵盤を見て修正するのではなく、耳で正しい音を探ることだそうです。


★初心者であっても、音楽的なものがないと行き詰まる。
 弾くのがいっぱいいっぱいでも、最後の後だけでも音楽的に弾くような姿勢が大切!

★リズムは「拍」の上に成り立っている。
 音を間違えても指を止めないこと。 拍の流れを止めないこと!

最初は蚊の鳴くような小さな音しか出なくても、脱力を優先させること!(全く共感です!)
 音色に対する感性をそっだてることが大切。

先生がサンプルとして弾いてあげることの大切さ。
 たとえどんな初級の曲であっても、憧れを持てるよう美しく演奏してみせること。


先生が弾いてくださったのは、バイエルの7番。
気にも留めずに通過するほどの初級の曲ですが、涙が出るほど美しく演奏されました。
あんな美しいバイエルを聴いたのは初めてです。

私は最前列のセンターに座ったのですが、「どなたか?」と言われて初級の連弾でしたが先生の伴奏で2曲ほど連弾させていただきました。
うっとりするほどきれいな伴奏で、緊張しましたがいい思い出になりました。揺れるハート
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2012年07月06日

益子祥子先生のセミナー

今日は六本木。
リーラ・ムジカ主催の「益子祥子先生のピアノ教室運営」のセミナーです。

生徒の親も輝きだす! 

タイトル通り、いえ想像以上にすごい内容に只々驚嘆するばかり。
笑顔が素敵で、全身からエネルギーが溢れる魅力的な祥子先生。

祥子先生は、草加で80人もの生徒さんを指導する先生ですが、年に4回ものコンサートを企画しているというので、どうやってタイムコントロールしているんだろう?と以前からお話を伺いたいと思っていました。

レッスンが充実しているのはもちろんですが、毎回のレッスンノートに「今日習いたいポイント」を生徒の手で書かせるとか、1対1のレッスンの前のウォーミングアップとして、10分間でレッスンの準備・一人ソルフェージュの勉強・指の準備体操をする、など工夫をこらした教室レッスンをお話してくださいました。
とてもブログには書ききれないほどの沢山の事をお話し頂き、感謝です!

こんな先生に習っている子供たちはなんて幸せなんでしょう!
残っていた先生たちと記念撮影。
真ん中にブルーのジャケットで立ってらっしゃるのが先生です。(左が私)

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「自分の仕事に言い訳しない!」ときっぱりおっしゃった先生のお言葉に、ハッとする思いがしました。
「無理無理、出来ない!」と蓋をしていた自分の気持ちをこじ開けられたような気が・・・・・。

今日いらした先生方もほんとに、すごい。
演奏活動をばりばりこなしている先生。ご自身がセミナーをされている先生。
ハイレベルなコンクールにバンバン生徒を送り出している先生。

同じ空間でセミナーを受けるだけでも、私にとってはすごい収穫でした。


終了後、何人かの初対面の先生8人とランチしました。
大阪、静岡、遠くは石川からこのセミナーの為に、新幹線でいらしたというのもうなずけます。
席に着くなり話が絶えず、初対面とは思えないほど打ち解けての爆笑トークに、日頃の疲れも吹っ飛んだかな?
もっとずっとお話していたい。またお会いできるといいなー!
そんな気持ちにさせてくれる先生たちでした。



今日頂いたアイデアと、熱い心、パワーを是非これからのレッスンに活かしていきたいと思います!
それにしても、すごい人がいるものです。 最後はやっぱり溜息が・・・・・。
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2012年10月03日

素晴らしいセミナーでした

今日は六本木で「二本柳奈津子先生」のセミナー

ピティナコンペテションの全国大会に多くの門下生を送り出していることで有名な方。


これだけ多くの入賞者を出していながら、教室内ではそんな情報は一切公表せず

お願い事は、とっても低姿勢でするんですよ〜 。という謙虚さ


今日の為に編集してくださった発表会のDVDに、目が点・・・・・・


えっ 小2でポロネーズ?   小5でラベルのソナチネ全楽章?

中学生以上になると、「ハンガリー狂詩曲」「ダンテを読みて」 ラフマニノフやプロコフィエルのソナタなど、プロのコンサートばりの演目がずらり。
しかも非常に繊細に美しい音で、どの子も曲に入り込んでよく歌ってる


聴講している先生方も、食い入るように画面に集中


ソナタ全楽章とか、一人で20分くらい弾く子もいて、発表会はなんと12時半から20時まで続くとか!



一朝一夕にこの技術と音楽性は身につくはずはないけれど
ここまでの演奏をさせる先生はなんてすごいんでしょう!



忙しくなる前に、読譜力をつける

学齢によって脱力・指の敏捷性・リズム感・聴音と「先につなげる指導内容

秘訣はここか!



これだけの曲を指導するには、ご自身もかなり練習には時間を取られるのでは?と質問すると

「ほとんどやりませんよ。弾くのはポイントだけ。あとは口で」

と謙虚におっしゃってはいらしたけど、多岐にわたる選曲の素晴らしさに先生の幅の広さを感じます。


「誰もこうは弾いていないけど、これ以外の弾き方はない!」というインスピレーションが突然ひらめくそうです。

で、コンクールにだすと上位独占・・・


将来の夢は? ⇒  「ありません。全部叶っちゃったから。 すごく頑張ったんですよ」

左が二本柳先生です

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10年後の自分をイメージする。
理想の教室をイメージする。
子供たちの為に何ができるか、何をしたいか、自分はどういう教師でありたいのか。

強く望み、大きな努力をすること。 大事ですね!
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2013年02月16日

ステップ説明会

今日はリリアの中のフロアで、ピティナステップの説明会

昨日から寒気と関節の痛みでちょっとつらかったけど、渡辺由紀子先生のお話が聞けるということでこれは頑張るしかない!と


渡辺先生はDVDやご著書でしか繋がっていなかったので、とても興味深いお話にパンフはメモで真っ黒



怒ったことがない、という先生

子供のいいところは虫眼鏡を使ってでも探してほめるそうです。

「この子はやればできる!」という強い信念があるからこそできる対応ですね! 


コンクールより気楽に受けれるステップ、生徒さんに勧めてみるか!
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2013年05月20日

ピティナ課題曲公開レッスン

今日は午前中のレッスンの後、日比谷スタインウェイサロン


渡部由紀子先生による、ピティナ課題曲の公開レッスンです。カラオケ

受講生は遠くは長崎からの参加も・・・新幹線


聴講の対象はほぼピアノの先生ということもあり、受講生にはかなり緊張しているお子さんも

  でも大丈夫、こういう場で受講するだけでも将来有望!!


多くの課題曲から、本日取り上げられた作品は

バロックから、チマローザのソナタ・バッハのアングレース

  古典からはクーラウのソナチネ

   ロマンからはギロック:カーニバルの舞踏会

     近現代はカバレフスキー:かなしい物語・スチャストニー:ちょうちょう


邦人作品を取り上げるのもピティナの特徴とあって、林光:ちょっとしたけんか 荒木千佳:軽やかなスキップ、も課題曲となっています。


コンクールでなければ生徒に与える機会が少ないであろう邦人作品はどれも素敵で、受講生の生徒さんも見事!
渡辺先生から、嬉しいお褒めの言葉が


るんるんバロックや古典の場合は、編集者の意図によりいろんな解釈の楽譜が出回っているけれど、近現の作品は作曲者自身による記入なので、楽譜には忠実であることが必要


るんるんテンポの乱れを修正するために、メトロノームを使用して練習すること
但し、呼吸を伴うテンポのゆらぎが必要なところもあるので、両方できるようにしておく


るんるんD.Cの曲はくりかえしの部分はコピーして一連の楽譜として練習すること(一回目と二回目では奏法に違いがあるため)

るんるん音楽は時間の芸術
コンクールで、ミスはだれしもあるけれど止まったり気に入らないからと言って弾き直しはダブー
そうなった場合入賞はまず無理と心すべし  ←  やっぱり厳しい世界です!

難しいぺダルの使い方や、小さい子のための指使いの工夫、フレーズの中で核になる音を意識して弾くこと等々

渡部先生の口から伺うと、楽譜を読み込んでいく作業がどれほど大切か、改めて痛感させられます。


印象的だったのは、ロマン以降の作品はかなりのテンポで弾かせていたことです。

恐らく「ゆっくり、丁寧に」と指導されていただろう生徒さんはちょっと戸惑っていましたが、先生の誘導により、あの短時間で「弾かされる」演奏が「弾きにいく」演奏に変わったのは、まさに由紀子マジック!ひらめき


作品が一番輝いて聞こえるテンポで弾くこと!

私もとても大切なことだと思います。



一杯勉強した後は、ご一緒したO先生、K先生と3人でアルコール付き座談会ビールレストランバー

いつもながら、楽しい仲間です。
何故か3人で飲むときは、いつもお店の最初のお客さん

    気が付くと満席

      何時間しゃべってんの???
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2013年09月17日

鈴木敬先生セミナー

昨日とは一変して台風一過の秋晴れ

リーラムジカのセミナーに行きました


本日の講師は「鈴木敬先生」

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絵を一定の方法で音楽に置き換えて音にしてしまう、という「ピュアメロディー」を開発されてた方です。

学校の先生としてのキャリアから、現場の実体験に基づいたお話の中の中には思わず「うるっ」とくるものもあり、あっという間の2時間でした。


ギロックの演奏法の指導ということで、実際に演奏しながらの解説はとてもわかりやすかったです。


ギロックはピアノを初めてすぐの幼児でも、人前で弾いて充分演奏効果のある曲です。

でもそれだけではなく「なぜ、ギロックを使う必要があるのか?」ということを改めて説明していただきました。


特に印象的だったのは、

・フランス音楽のエッセンスが詰まっている⇒従来の教本は確かにフランス物は少ないです
・カデンツ感覚が身につく⇒これを意識することで、ダラダラ弾きはなくなりますね!
・習いたての初心者でも弾けるが、こどもだましではない⇒実はこれが先生にとっては発表会の選曲のつよ〜い味方!!


個人的には、曲のタイトルがどれも「聴いてみたい」「弾いてみたい」というものが非常に多いのも大きな魅力です。

発表会の曲を生徒にあげる時も、曲名が個性的なものは実はとってもポイント高いです


中級以上の生徒さんは中身の濃さだけで勝負できますが、上達途中の生徒さんには、曲に対する興味をそそられるものが絶対不可欠です
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2013年10月11日

楽譜のプレゼント

先日ギロックの演奏法についてのセミナーをやっていただいた、鈴木敬先生

セミナーの最後に「娘のことを考えながら書きました。」と演奏してくださった「桜の花のさくころ」という曲


桜並木の中を、散歩しながら微笑み合っている幸せいっぱいの親子

そんな光景が目に浮かぶようなとっても素敵な曲だったので、セミナーの後名刺交換した際に

「とっても素敵な曲ですね!コピーを頂けないでしょうか?」

     と、図々しくもお願いしたところ・・・・・


「10月になりますが」とお手紙をくださった上で、なんとわざわざ楽譜を手書きして送って来てくださいました。

演奏会や、セミナー、ピュアメロディーの普及などでとてもお忙しい方なのに、とんでもないお手間を取らせてしまって本当に心苦しいです。


私も昔はすべて楽譜は手書きでしたが、今はfinaleというソフトを使ってパソコンで書いています。

やはり、手書きの楽譜にはなんともいえない温もりがあります。
手紙といっしょで、書いた人の個性や心情をうかがい知ることができます。

鈴木先生の楽譜はとても丁寧で几帳面、それていて優しさと温かさがあふれる、そんな書き方です。


私の為にわざわざ書いてくださったのかと思うと、楽譜の一つ一つの音に先生のお人柄が感じられて、とても幸せな気持ちになりました。



大人の生徒さんにも是非弾かせたいなーと思います。


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2014年03月18日

智内威雄セミナー

久々の六本木

リーラ・ムジカのセミナーに行ってまいりました。

受講の為午前中から何人もの生徒さんにレッスン日時を変更して頂き、本当にありがとうございました!


今日の講師は左手のピアニストとして活躍中の「智内威雄」
強そうなお名前ですが、都会的なお顔立ちで指からは音が、口からは言葉が溢れんばかりの勢いで飛び出してくる方です。

写真左が智内先生、右が主催者の藤先生

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本日のタイトルは「生徒の演奏が変わる! 脱力と左手のテクニックの鍛え方」

東京音大演奏家コース卒業後、数々の国際コンクールで入賞するもジストニア(脳の障害により筋肉が収縮や硬直する病気)を発病し、その後のリハビリにより左手のピアニストとして絶賛され「ETV特集」でも取り上げられた方です。


「脱力」が今日のメインテーマ

♪「脱力」・・・・ 単純に力を抜くこと
ですが、肩・腕・手首・指の各パーツをスムーズに連携させること!がすなわち「脱力」

♪体本来の向きと違う方向にひねったり、曲げたり振ったり、「角」がふえることでテンションが増す

♪ピアノの鍵盤は押されると元に戻ろうとする、指は上げるより下げるほうが得意、力を抜くことで指は自然に鍵盤に押し上げられる。
この二つを利用すると楽に弾ける!  なーるほど、イメージ浮かびますね!

♪自分のパーツの重みを指先にかけて打鍵した後は、鍵盤が押し返そうとする感覚を指先で感知するのが大切!

♪pp・ffの音量は人と比べるものではなく生まれ持ったもの(脱力の状態で出たものがその人の最大最少・それ以上力むといい音ではなくなる)

♪「緊張」しても「硬直」させない
背中の力を抜く⇒わかりにくければまずあごの力を抜いてみる(首がリラックスする)

♪「脱力」の真の目的は:楽器でしゃべるような一体感を持って、より楽しくピアノを弾くため

書ききれないくらい多くの情報を、頂き!!


今日はいつもより受講者が少なかったので、智内先生と個人的に長々とお話しすることが出来、技術的な質問なども丁寧にお答え頂き、とても充実したセミナーでした。

こんな日に、名刺を忘れて行った私って・・・・
受講者の先生方からは一方的に頂くだけで、大変失礼しました!

最後まで残った先生たちと記念撮影

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2014年04月27日

ピティナ指導者セミナー

今日はレッスンをお休みさせていただき、午前中から丸一日浜離宮朝日ホールでピティナのセミナーに参加しました。

セミナーやブログでおなじみの著名な先生方が入れ代わり立ち代わり、ご自分の汗と努力の結晶ともいえるエッセンスを惜しげもなくレクチャー

あっという間の一日でした。


この貴重な情報を日々のレッスンでどう生かすか、それがこれからの私の課題です。次項有


一緒に受講した先生たちと記念写真
真ん中にいらっしゃるのが「ブルグミューラーでお国めぐり」で有名な後藤ミカ先生


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右端は川口にお住いで、今日のセミナーを担当してくださった熊谷麻里先生

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以前からずっとお話ししたいと思っていたので、今日はとてもラッキー!!ぴかぴか(新しい)
太陽みたいに明るくて、きさくで先生の周りは人で一杯!

こんな先生についている生徒は幸せだなー!


セミナーの後は、いつものようにアルコールでノドを潤しながら、先生たちと指導法やテキストの情報をシェアビール

みんなとのこういう時間が、私のエネルギーとなります。

どうすれば苦労少なく生徒が上達するか、ピアノの指導者はセミナーに行ったり本を読んだり、楽譜をあさったり、いろんなアイディアを探りながら試行錯誤しているんですよー。
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2014年12月08日

ピアニスターHIROSHIさんのセミナー、楽しすぎます!

アレンジワークショップ、二回目の今日はピアニスターHIROSHI
こと吉田洋さん(先生はやめて!とのことです)

「あなたの好きなピアノ曲は?」ということで、
会場からのリクエストを、その場でキラキラ星を融合させた曲にアレンジ!

幻想即興曲+キラキラ星、シューベルトの即興曲・トロイメライに始まり、
私はトッカータとフーガをリクエスト!
(ピアノ曲だっつーのに、オルガン曲でごめんなさい)

その後も英雄ポロネーズ・情熱大陸・革命のエチュード・ワルトシュタイン・
バラ3・仔犬のワルツetc.

長い曲でもアレンジしながら、ちゃんとモティーフや特徴的なリズムは
きちんと取り入れ、
ちゃんとコーダに戻って来れるところがすごい!

楽しい、楽しい!
こんな楽しいセミナー初めてです!

一曲でも仕上げるのにふーふー言ってしまうのに、
どんな曲でも知ってる曲ならOK!
と難なく弾けるその修練の高さ、深さに場内から歓声が。


「感心してないで、ちゃんと自分のものにしてくださいよ!」
うっ!コンサート気分で聴いていた私が、我に返った瞬間でした。

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2015年08月31日

脳が喜び、心が弾む一日でした

首を長くして待っていた、2ヶ月ぶりのセミナー

今日は石嶺先生の継続セミナー。
二ヶ月ぶりなので、方向音痴の私は出口を探し、
改札の周りを10分も徘徊!

と、ここまでは想定内


ビルについて、サー困った!
「何階だったっけ?」

そんな私の前に立っていた、セミナー仲間の先生。

「神だ〜!」


今日のレクチャーはバーナムの導入

楽譜に直接書くと、解読不明のめちゃくちゃな字になるので、
どんどん付箋を貼っていく作戦


最初の2ページだけでも、微に入り細に入るこのボリューム

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生徒さんに教える前に、私まずがこれを完全マスターしなくては!



早口で弾きながら、しゃべりながらのレクチャー。

こちらも目を皿のようにして鍵盤を見つめ、耳を研ぎ澄まし音色を聞き分け、
手はひったすらメモをとる。


こういうジェットコースターのようなテンポで進むセミナー、大好きです!

こんな感じでセミナーは進みます。

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ランチに後ろ髪を引かれながら、大急ぎで帰宅。
レッスンの合間に、生徒さんが譲ってくださるという電子ピアノを頂きに。

なんと、ローランドでした!!

「電子ピではやっぱり無理だわ」と3回しか弾いていないヤマハを手放したのを後悔!
2階におけば、ここでクリスマス会もできます。


大切に使わせていただきますね!

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2015年10月04日

ぶれない自信で教えないと、伝わりません

石嶺先生の継続セミナー
先月の導入に続きバーナムピアノテクニック1

どのくらい軽さのスタッカーで弾くべきなのか、
どういうテンポが望ましいのか、
指先だけなのか、肘や腕も使うのかetc.

曲のタイトルから想像はしていたものの、
石嶺先生の読みはもっと深くて、核心を突いています。

これで迷うことなく「ここはこうよ!」と教えられそうです。


毎回月曜ですが、今日は日曜日の開催。

いつもだったら、大慌てで帰ってレッスンの準備をするのですが、
今日はレッスンもお休みにしていたので、早速復習です。

最初から最後のページまで確認しておかないと、
時間が経つと私の乱雑な字は、
解読不能の記号になってしまうのです。


とにかくものすごいスピードでレクチャーが進むので、
手で楽譜に書きながら、目は先生のタッチを追い、
耳は微妙な音の違いを聞き分けなければなりません。

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終わったあとのランチ。
笑いの中にも聞き逃せない貴重なお話が!
表参道は、ステキなお店がいっぱい。

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デザートも、ほらこんなオシャレな盛り合わせ!

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飾らずオープンに、失敗談からお悩み相談まで語ってくれる先生のお人柄。
人が集まるわけです!


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2015年10月13日

池田奈生子先生と連弾、充実のレクチャーコンサートでした

祭日の昨日はレッスンもお休み。
朝から益子祥子先生の、Mホールへ向かいました。

お名前だけは存じ上げていたものの、国内での楽譜購入が難しいため雲の上の存在だった
「池田奈生子先生」によるレクチャーコンサート。

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今日のテキストはMajor12曲とMinor12曲、
つまり全調が収められたDUETS in Colorそれぞれ2冊です。

池田先生の楽譜は表紙がとても凝っていてどれも弾いてみたくなります。

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希望者は先生の伴奏で、弾かせて頂けるということで私も3曲ほど弾かせていただきました。

「イメージは?」と尋ねられ、「うぅっ!」
心の中にあるものを言葉で表現することの難しさ。

いつもレッスンで同じことを生徒さんに聞いていた私。
即答できない生徒さんの気持ちが初めてわかりました。

私は音楽を聴くとバレエがリンクして浮かびます。
バレリーナの軽やかなステップ、指先のしなやかな動き、目線、表情etc.

色で感じたり温度で感じたり、風景、過去の記憶、感じ方はみんなそれぞれですが、
それを人にきちんと言葉にして伝えてみると、
その感覚が更に研ぎ澄まされるなー、と実感しました。

一曲目はMajorもMinorもC、二曲目もそれぞれG、というふうに書かれています。
ちょっとBACHの平均律を連想してしまいますね。

それぞれの曲はちゃんといろんな要素がリンクしてあります。

朝と夜、静と動、光と影、内に秘めた愛と包み込むような大きな愛など。

あるいは同じモティーフがさりげなく二曲に出てきたり、同じパターンのリズムが使われていたり。

どの曲もとても耳に心地いい響きのものですが、決して感情のままに書かれたのではなく、
細かいところまで隠れキャラ的なものが散りばめられていることに、作曲家の熱い思いを感じました。

参加者のほとんどがピアノの先生なので、演奏も素晴らしく贅沢な時間を堪能できました。

何より、初めての相手と伴奏しながらこの曲のイメージを聞き、
もう一度弾いてもらってポイントをレクチャー。

これを24曲も繰り返ししてくださった奈生子先生は、ほんとにすごいです!

Mホールを提供してくださった祥子先生のピアノは、
ほかの誰よりも「池田先生の曲がすきなのよー」
という思いが伝わってきて、胸が熱くなりました。

お昼には、キティ先生の手作りパンなど美味しいランチをいただき、
夜は恒例の気のあった先生方との女子会で音楽談義に花が咲き、
あっという間に楽しい休日が終わったのでした。

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2015年10月22日

フィンランドといえば、舘野泉さんです

フィンランドで生まれたピアノ教則本

「スオミピアノスクール」のセミナーを受けました。

現代の音楽は、今を生きている人が一番理解できるはず!
という理念で書かれた曲は、初歩の段階からとても斬新な音で書かれています。

セミナーの後は、みんなのお待ちかね。

舘野泉さんの対談とピアノ演奏

柔らかい口調で語られる、愛情いっぱいに育った幼少期から苦節時代のお話に、
お人柄が感じられ引き込まれます。

3曲ほど演奏してくださいましたが、ソステヌートペダルを駆使した演奏を間近で見るのは初めて!

ソステヌートペダルとは、グランドの真ん中のペダルのことです。

低音をずっとのばしつつ、ほかの音は右のペダルを踏み変えて濁らせたくない時などに使います。

バッハのオルガン曲のアレンジ版などで、たまに使ってみたりしますが、特殊な機能なので踏むタイミングがとても難しく、ダンパーペダルのように無意識で使えるようになるには練習が必要です。

左手だけで低音を伸ばし、メロディーを弾くにはとても便利なペダルですが、体の一部のように使いこなしていらっしゃるのはさすがです。

指先から出る音はとても温かみがあり、ファンが多いのもうなずけます。

 
スタインウェイが置かれた真っ白なホール。
天井も高くいい響きです。

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2015年11月12日

後藤ミカ先生のセミナー、演奏のヒントがてんこ盛りです!

今日は待ちに待った後藤ミカ先生の一日セミナーです。

気合が入りすぎたのか、二番乗りで到着。

最前列のS席?で聴講させていただきました。

レッスンやクリコンでも使う「簡単!豪華!ミラクル連弾曲集」のVol1&2
なんと全32曲、一挙解説・演奏付きという贅沢なセミナーです。

ミカ先生の曲とセミナーは、期待を裏切りません。

なんの違和感もなく、言われたことが砂に染み込むように心に響きます。
この快感!!
このテンポ感!

とてもここには書ききれないくらい、沢山のことをお話していただきました。


今日の収穫は、レッスンで生徒の皆さんにおすそ分けしますよ〜!

セミナーの最後は鍵ハモ+リコーダーで「聖者はベルと共に」の大合奏
受講者は全員ピアノの先生ですから、もちろん一発大成功です!!
もっと一杯、みなさんで合奏したくなりました!


いつも細かいところまで気遣いしてくださる祥子先生、有里先生、ありがとうございました!

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2016年01月14日

「初めての室内楽レッスン」

ますこ祥子先生のお宅、Mホールではひっきりなしに魅力的なセミナーやコンサートが開かれますが、私が心に留めたのは川合左余子先生の室内楽公開レッスン。

「来春まで演奏希望者は一杯です」
ということでしたが、キャンセルが出たということで参加させていただくことになりました。

誰よりも本番が怖い人なので、決して人前で名乗り出て弾くタイプではないのですが、室内楽と聞き大喜び!

出だしはチェロと同じメロディーを寄り添いながら、次はヴァイオリンとの掛け合い、とおもったら今度はヴァイオリンとチェロがラブラブになって、私は一人ピアノで違う道を・・・。

なーんてストーリーを思い浮かべたくなるくらい、一瞬一瞬主役と脇役が交代して耳も目も手もフル回転!


「楽しかった〜」
この一言に尽きます。

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4月の終了コンサート。
一人の先生がご都合によりキャンセルなさったので、折角の機会!とまたまた割り込みで出演させていただくことになりました。
「何、弾こうかなー?」  曲決めも楽しみの一つ!

先生だって、たまには自分のためにピアノを弾きたいです!


♪ピアノトリオのピアノは伴奏ではない!
一番偉いの、ピアノ!!

こんな風にいってもらえると、ブタもおだてりゃ木に登ってしまいます。

♪楽譜は同じものを揃えるべし!

確かにそう。違う出版社の楽譜を使うと、細かいニュアンスが変わってくるので楽譜の間をいったりきたりになってしまいます。

♪トリオは3人が主役。
どこで頑張り、どこで手を抜くか!

♪相手が何をやりたいのか?
自分はどうしたらいいのか、と瞬時に掴み取るバランス感覚が大事

♪オケのアレンジ版の場合は、音がいっぱい抜けているので、ピアノはいっぱい盛らなきゃダメ!

アレンジのアレンジが可能ということは、さらに楽しさが増しますね!

♪弱音ペダルを活用すべし!
室内楽の一流の演奏家は常に両足がペダルに乗っているとか。

独奏では弱音ペダルを使うことに、若干の後ろめたさを感じてしまいますが、音色を自由に変化させられたら、演奏の幅が一気に広がります。

♪Haydn作品は使い捨てのものが多い。(二度上演されることがない)

即興性が高いということでしょうか。
私が思っているより、ずっと歌って自由に演奏していいそうです。
それにしても数百にも及ぶ作品。
手書きで書く作業を考えただけでも気が遠くなりそうです。


演奏上のノウハウはもちろんですが書ききれないくらい、面白いお話、目からウロコのお話、
たくさんいただきました。

生徒のみなさ〜ん!

期待して待っててくださいね。
まずは私がしっかり勉強して、いつとは言えないけど、
必ず皆さんにも室内楽のステージをご用意しますから!

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2016年03月29日

石嶺尚江先生のセミナー最終日

一年間通った石嶺尚江先生の継続セミナー、昨日が最終日でした。

キュートで気さくな方です。

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先生のお教室の発表会が見たい!というリクエストに答えてくださってDVDを拝見

どの子も素晴らしい演奏で、ただただ聞き惚れてしまいます。

石嶺先生の指導がどれだけ最短距離で弾ける子を育てているか、実感した瞬間でした。

「発表会はひとりひとりの演奏が全て!だから集団のパフォーマンスはいらない」
という先生の言葉に大きく頷いてしまいました。

実は私も発表会はおさらい会というよりは、一年間磨きに磨いた一人一人の演奏を披露する場、と思っているからです。
入りたての小さな生徒さんの活躍の場も必要だし、ちびっこが楽しめる演目も多少は必要ですが、あくまでメインは「演奏」です。
将来的にはピアノの演奏だけで、お客様が聞き入ってくれるようなそんなお教室にすることが目標です!


2時間半のセミナーのあとはランチ。

午後は受講している先生方の生徒さんの公開レッスン。

うちの生徒さんも二人ほど見ていただき、自分のレッスンを見直す課題が沢山見つかりました。

「弾けない、じゃなくて弾かせてしまうのよ〜」
石嶺マジック、ちょっとコツが掴めた気がします。

夜は締めのお食事会。
話題はやっぱりピアノやレッスンのこと。

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長い長い、でもまったく無駄のない充実した一日でした。

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2016年04月18日

逃したセミナーは・・・友情で埋めます!

石嶺尚江先生の継続セミナー第二弾の初日です。

テキストはブルクミュラーの原典版

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日本ではバイブルのように誰もが一度は習得するテキストですが、明治17年にペータース版をそのまま出版したので、この時点で既に原版が書き換えられていたそうです。
スラーのかけかたが違うだけで、今まで??・・・だったフレーズの解釈がすんなり自然に!
一曲を「とんこつ風」こってりレクチャーをしてくださり、さー、次は二曲目のアラベスク!
残念ながら私はここで中座せざるを得ませんでした。

抜けた部分はお友達先生がレクチャーしてくれるそうです。

最近、家庭の事情でレッスンに穴を空けることが多く、生徒の皆様にはご迷惑をおかけしております。
このツケは発表会で必ずお返ししますので、どうぞお楽しみに!!

 
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2016年10月10日

松丸弘子先生のセミナー&コンサート

 帰宅したら、これが届いていました。
ドレミファキャット!
まだ箱から出してもいません。

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うふふ、生徒さんのびっくりした顔が目に浮かびます。
楽しすぎる週末が続いています。

3連休の最後は、松丸弘子先生のセミナー&トークコンサートです。

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最前列を陣取って、穴が開くほど見られるとやりづらいかなー?と思ったら全くの自然体で、いつもと同じ明るく快活なトーク。

オープニングは心から楽しみにしていた、ジュノムの3楽章!
大好きだけど、人前で弾くのは本当に難しい曲です。

そのあとは弘子オンステージです。
新刊のポイントを端的に説明しては演奏、爆笑トークを添えて、また演奏。

こんなに一杯演奏してくれるセミナーって、ほんとにありがたい!

圧巻はオリジナルの「予感」
弘子先生のピアノは安定感があって、グイグイ引き込まれます。
お相手の岡崎先生のエレクトーンと呼吸もぴったり!

女子会の時はゲラゲラ笑い合っていても、お二人共決めるときはビシッと決める、カッコよさ!!

トリは「ピアノの先生のために書きました」
というラフマニノフのコンチェルト第一楽章。
ショートカットはしてありますが、ピアノパートは原曲に近く聴き応え十分です。
エレクトーンもとってもダイナミックで、オーケストラを聴いているようでした。

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1/8に弘子先生主催の、ピアノとエレクトーンのアンサンブルを楽しめるコンサートがあります。
私もお友達も出演します。

北千住の天空ホールです。
プロ、アマ、ソロ、連弾など問いません。
お近くの方は是非ご参加を!!!

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2016年10月17日

釘田恵子先生の思いの詰まったテキスト!

先日、室内楽の聴講に行きました。
生徒さんはみな意識の高いピアノの先生。

ヴィオリン・チェロとのピアノトリオです。
来年の発表会では室内楽もやりたいので、私もお勉強。
朝から6時間、Mozart・Beethoven・Klengelとしっかり聴かせていただきました。

ピアノは独奏楽器なので、もちろんソロでも素晴らしい演奏ができる楽器ですが、ヴィオリンやチェロの音色とぴったり合わさった時や、阿吽の呼吸で掛け合いがうまくいったときは鳥肌が立つほど興奮します。

基本はやはり「音を聴くこと」
その上でこの曲をどう弾きたいのか、意思をはっきり伝えること。
同時に相手の意思を汲み取ろうとする姿勢です。


日曜日は、釘田恵子先生の導入楽譜のセミナーに行きました。

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ご自身の20年にも及ぶ試行錯誤から作られたテキストは、子供たちのつまずきを極力少なくして一人で譜読みができるようにしてあげたい!という愛情が随所に込められています。

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導入期には欠かせない伴奏の音源は、三村裕子先生が担当なさっています。
「ゆっくり」「ふつう」「はやめ」と練習過程に沿って録音されているので、とても使いやすそう。
このワーク・教本・CDの3本柱を使ってのレッスン。
ワクワクします。
先生がまず、テキストにときめくこと!これがとっても大事なんだと思います。



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2017年03月27日

やっと受講できました!「熊谷麻里先生のセミナー」

この春、うちのお教室は出産ラッシュ

生徒さんのママお二人と、大人の生徒さんの計3人の方がおめでたです。
体をいたわりながらも昨年末のクリコンも欠席せず、今年の発表会もみんな参加してくれます。

「卒園式と入学式の間に産まれて欲しいんです!」
とおっしゃっていたママさん。

お見事!!
ちゃんと希望どおりに二人ともご出産

嬉しいですねー。
お腹の中で、いい音楽を聴いているからきっと穏やかで優しいいい子だと思います。


今日は念願のセミナーに参加できました。

同じ川口の熊谷麻里先生のセミナーです。

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毎年お邪魔している発表会では、度肝を抜かれるパフォーマンスとレベルの高さにため息。

「どうやったら生徒さんを、こんなレベルまで引き上げられるの?」
「なぜ、こんなにご父兄の協力体制が整っているの?」
「麻里先生のレッスンはどこが違う?」

などなどの疑問を、琴線に触れるような小気味よい語り口で、二時間みっちりお話していただきました。

私の教室理念がますます固まったところで、明日からのレッスンもがんばります!

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2017年04月01日

小原孝先生の公開レッスン&トークコンサート

小原先生のピアノに酔いしれました

セミナーでお世話になっている大見先生からお誘いいただき、小原孝先生の公開レッスン&トークコンサートに参加させていただきました。

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公開レッスンの生徒さんも、どんどん小原ワールドに引き込まれていって「なんて楽しい!」という声が指を通して伝わってきます。

私は、小原先生のピアノとケンハモのコラボで「貴婦人の乗馬」


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「自由にやりたいので」

というお言葉のとおり、いつも私たちが生徒さんに指導している「貴婦人」とは一味も二味も違います。

併せるだけのアンサンブルじゃなく、お互いの掛け合いや即興性を重視されるさすがのピアノです。

小原先生のピアノの音色は、いつ聴いても心に染み渡ります。
感動で胸が一杯に。

楽しすぎる時間はあっという間に終わってしまいました。


楽譜からいろんなことを読み取ることはもちろん大事。
でもペダルやアーティキュレーションも、ちょっと心を自由にして弾いてみるだけで、ときめきのある演奏になります。

生徒さんに、そんな自由な演奏をして見せられる先生になれたらどんなにいいかしら。


夕方からは年に一度の室内楽メンバーとの再会

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上品な私たちが集まるには、ちょっとお店の選択を誤ったみたいで、やかんで日本酒にはびっくり!
(その割にはうれしそうな顔)

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桜の見ごろということで、女子会の帰りに上野公園で夜桜見物

20時を回っていたので行灯のライトアップは終わっていて「よく見えないけど、きっと上の方まで咲いてるのよねー」
と想像の翼を広げての鑑賞です。

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2017年05月03日

GW音楽三昧のスタートです

かねてから行きたかった豊洲シビックホール。
室内楽フェアに行って来ました。

 
ほんとに、素敵なホールです。

ピアノの後ろは一面ガラス張りぴかぴか(新しい)
レインボーブリッジや東京湾を行き交う船を眺めながら、ファツィオリのピアノでの室内楽。

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Mozartに始まりBeethoven、Schubertやラフマニノフ、スメタナ、ピアソラまで、各時代の名曲のレッスン生はピアノの先生。
ぶっつけ本番の併せなのに、息もピッタリ。まるでコンサートのようでした。

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初めて生で聴いたファツィオリの音色。
ほんとに素直なピアノ。
一度でいいから、生徒さんたちに弾かせて上げたいなー!(私も含めてです)
ペダルを使ったときとノンペダルのときでは、まったく響きが変わります。
ヴィオリンとチェロの響きによって踏み分けるのも、ピアノトリオの醍醐味。

プログラムには今度の発表会の講師演奏で弾く、メンデルスゾーンのピアノトリオ一番も曲目に入っていました。
ドキドキしながら食い入るように聴かせて頂きました。

「すごい!」
難しいパッセージもさらりと弾きこなし、クライマックスへのもって行き方の鮮やかなこと!

私の指よ、もっと動けexclamation
私も耳よ、もっと高性能になれexclamation×2

がんばろ〜〜っと!ダッシュ(走り出すさま)

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2017年05月14日

「斉藤友子先生のアレンジ講座in東京」

私は息子たちからこう呼ばれています。

「おかん」

次男から日本酒のセットが届きました。
去年は生うに。

やはり、お酒がらみです。


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今日の午後からは斉藤友子先生のアレンジ講座第一回目

「無理無理、アレンジのセンスなし、コード覚えられない。第一私がやらなくても、世の中には一杯素敵な曲があるし」

と自分の中で作っていた、言い訳という名の高〜い壁。


思い切って足を踏み込んでみたら、「楽しい〜!」

無意識にやっていたことが理論付けられると、生徒さんにも自信を持って教えられます。

友子先生の目線は、わからない人のところまで下がってくれるので知らないことやうまく出来ないことが恥ずかしくありません。

「優しく教える」=「相手への優しさ」
ほんとに、初歩から一段ずつ上がって行きたいと思います!

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2017年07月25日

朝から夜までHAPPYな一日

この暑さの中で、元気なのは私とこのメダカちゃんたち。
冬の間はじっと動かないだるまメダカですが、気温が上がるとエサはパクパク食べるし元気に動き回ります。

しばしの涼を!


今日は石嶺先生の「テクニック・クリニック」のセミナー。
二度目の受講です。
一度目はただただ「すごい!」の一言で頭の上を通り過ぎただけの項目も多かったのですが、二回目は目からウロコ!
スコンスコンと頭に入っていきます。

石嶺先生のテククリのすごいところは、いつどんなところでも出来ること。
特別なアイテムはいりません。極端な話鍵盤がなくても出来る練習が沢山!

教える相手のレベルも問いません。
入会した手の初心者から、上級者にも共通して教えることが出来るのが嬉しいですね。

セミナーを受けている間中気になっていたこと。

今日は生徒さんのコンクールでもありました。
運がいいのか悪いのか演奏順が1番ということで、私は聞きに行けず。

夕方からはいつもの3人トリオで、情報交換&久しぶりの飲み会。
忙しい3人のスケジュールがピタッとあったのも、気が合う証拠!
ツボの分かった、楽しいテンポの速い会話が続きます。

そんな中「本選出場決定しました!」のメール。
やったー!!

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いいことがあった日は続くものです。

お友達の先生を通して、大村典子先生の楽譜をお願いしたところ、絶版になっているものの先生のところに最後の一冊があったとかで、送っていただけることに!

楽譜が届くのが待ち遠しいです!

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2017年09月11日

「初耳学認定情報!」たくさんありました

「調律師ワークショップ」

レッスンの合間にピティナから入っったメール
募集は5名ということで、その場でポチっとな!

ピアノのパーツで意識するのは、せいぜい鍵盤とハンマーの部分くらい。

隠れた部分がどういう仕組みでポロロン、と音が出るのかは漠然としか理解していない私。

今日一番驚いたのは・・・

鍵盤は平らではなく、黒鍵の方向に少し傾斜がある!

プロからしてみれば常識なのでしょうが、私の中では「初耳学認定!」です。

スタインウェイ・ベーゼンの内部の違いを、弦の太さ・張力などから説明を受けて、耳で聞いたそれぞれのピアノの音色の違いを思い出して、納得!!

ワークショップという事で、色んなことを体験させて頂きました。

これは鍵盤の高さを調整している所

下がっている鍵盤は外して、下に敷いてあるフェルトの下にうすーい紙を入れて調整。

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これは鍵盤の深さを測る小道具

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長く使うとハンマーに弦の跡がくっきりついたり汚れや劣化でいい音が出なくなります。
ファイリングという作業でヤスリできれいに形を整えた後は、フェルトの弾力性をより良くするために針を刺していきます。

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ピアノの中に入れた、小さな音のオルゴール。
びっくりするくらい大きな音になります!

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「質問は随時自由に」というお言葉に甘えて

♪ ベーゼン(インペリアルなど)のボディはなぜ丸いカーブじゃなく四角なの?
♪ 消音とナイトトーン、生徒に勧めるとしたら?
♪ ペダルを使った演奏で、打鍵して指を離した場合と、指を残した場合、耳で聴くと音は違って聞こえるけど、ピアノの構造からするとどう?

などなど、質問攻め。
時間を大幅にオーバーしているにもかかわらず、本当に細かく答えてくださって大満足のセミナーでした。



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2017年10月29日

「石嶺先生のプライべートレッスン」

今回で3回目になる受講。

台風の中、少数6名でじっくり教えて頂きました。

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それぞれ自分の課題はある程度仕上がっている訳ですから、その上でどこを指摘されるのか興味津々です。

私が選んだのはハイドンのソナタ。

アウフタクトのリズムの取り方、ターンの処理、三連符と付点の入れ方。

???だったことが次々と解明されて、スッキリ!


毎回ズバッと苦手なところを指摘されるのですが、笑いはあっても何故かショックがないのが石嶺先生の不思議なところ。

でもフェザータッチの左手の三連符は難しい!!


帰宅すると、お待ちかねのオルガンシューズが届いていました。


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決してカッコいい靴ではありませんが、結構なお値段のオルガンシューズ。

これ靴の中から裏まで皮です。


二回目のレッスンで、なんと私はシュートブーツでレッスンに行ってしまったのです。


これで明日からの練習、少しは上手に踏めるようになるかな?


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