2015年10月17日

ファイナリスト決定!あと3日深夜族が続きます。

ショパンコンクールのファイナリストが決まりました。

日本からは天才少女と言われた「小林愛実」さん。

第一次予選のバラ4を聴いた時からすっかり虜になり応援し続けているERIC LUさんも、もちろん残っています。

ここまで「枯れた演奏」ができる17歳がいるでしょうか?

毎回ERICの前に演奏するKATE LIU。
とても華奢で可愛らしい少女ですが、なんてインパクトのある演奏!、とおもったら、ERICと同門らしいです。

門下が二人もファイナルに残るなんて、師事している先生もすごいです!

ファイナルともなれば、そこに追従を許さないようなスケールの大きな「華やかさ」も求められます。

優勝記念コンサートのチケットも購入済み。
一体だれがステージに登場してくれるのか、今からワクワクです!

 DSC_0724.JPG


下記をクリックするとライブが見られます。
演奏が始まる直前に画面が開き、終わると閉じます。
時々止まってしまうのが残念ですが、ここはワルシャワではないので、ご勘弁です。

chopin institute(YOU TUBE)


本選の日程・演奏者:バック:ワルシャワフィルハーモニー交響楽団、指揮:ヤツェク・カスプチェック

10月18日:17時〜9時10分(日本時間:10月19日(月)午前0時〜4時10分)
Mr Seong-Jin Cho (South Korea):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Mr Aljosa Jurinic (Croatia):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Ms Aimi Kobayashi (Japan):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Ms Kate Liu (United States):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

10月19日:17時〜8時30分(日本時間:10月20日(火)午前0時〜3時30分)
Mr Eric Lu (United States):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Mr Szymon Nehring (Poland):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Mr Georgijs Osokins (Latvia):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

10月20日:17時〜8時30分(日本時間:10月21日(水)午前0時〜3時30分)
Mr Charles Richard-Hamelin (Canada):ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
Mr Dmitry Shishkin (Russia):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
Mr Yike (Tony) Yang (Canada):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11



2015年10月20日

今日がコンクール最終日です

またまたEricネタですみません。
日付が替わって今日の1時から始まったEric Luのコンチェルト。

ファイナルで選んだピアノは、YAMAHAではなくSTEINWAY。
それぞれの予選でどのピアノを選ぶかも、演奏者の意図が伺えて興味深いです。

昨日に引き続きもったりとしたテンポで始まったオケですが、第一楽章の中盤からはEricのピアノに引き寄せられるように、弦と管の響きがひとつになりました。

「美しい」とにかく美しい。
何百回となく聞いたことのあるこのコンチェルトが、どうしてこんなに胸が苦しくなるほど音が留まって聞こえるのでしょう。

頼りなさげな細身の体なのに、長い指から出てくる音は「ひょっとして彼はショパンの生まれ変わり?」と思うほど、曲と一体化して聞こえます。

どんな早いパッセージでも一つとして弾き飛ばすことがない緻密なテクニック、おそらく追従を許さない音の美しさ、作為的ではない気持ちの込め方、どれをとっても私の中での優勝者は彼です。

コンクールの基準によって、一番ふさわしい人が選ばれるのでしょうが、それはそれ。

この演奏を聴けたことで、私の中でこのコンクールは終わったような気がしています。


ハイレベルな中で、同じ曲を聴き続けることで、こちらの耳もどんどん肥えてきます。
自分とは無縁と思って結果だけを傍観していたコンクールですが、リサイタルに足を運ぶだけでは得られなかった多くのことを教えてもらえた気がします。

全力で音に向き合って熱演してくれた、多くのピアニストに心から敬意を払います。
なにより、これだけの素晴らしい曲を後世に残してくれたCHOPINに感謝したいです。